行動系でできること
行動系では、あらゆる人間の行動を、生理的レベルから集団のレベルにいたるまで、心理学的、行動科学的視点から科学的に分析するという一連の過程について学び、研究することが可能です。
例えば
- 人はなぜ昼ごはんを食べたら眠くなるのか?どうすれば眠くなくなるのか?
- 人が時間を知覚する部分はどこなのか?
- いつも不安で落ち着かない人とそうでない人の違いは何か?
- 人をうまく導くことができるリーダーとはどのような人か?
- 対人関係は豊かな方がいいというが、本当にそうなのか?
- クラッシックを聞くと心が穏やかになるのは本当か?
といった、人とその取り巻く環境が紡ぎだす疑問を科学的に解明する方法を学ぶことが可能です。
行動系では人の行動に関するメカニズムの解明を主として扱います。そのため、カウンセリング技法や臨床心理学はできないことをご理解ください。
テーマ別紹介
行動系には大別して、4つの専門分野があります
- 生理心理学分野
- 臨床・パーソナリティ心理学分野
- 社会心理学分野
- 認知心理学分野
これらの分野が相互に関連し合って行動系を形成しています。
左の図のように、相互に関連しあって、各専門分野のスタッフが、他の専門分野のスタッフと協力した教育体制を整えています。
また、教育面だけでなく、研究面でも共同で研究を行うなど、多種多様な活動を実施しています。
授業紹介
人間行動科学授業科目群で卒業研究を行うためには、2年生の前期に開講される行動科学基礎実験の履修が必須です。また、積み上げ式に2年後期からの行動科学実習、心理学実験A・B・C・Dを受講します。